バツイチの女性は特に将来が不安と思われる方が多いのではないかと思います。
すでにお子さんがいるという方はなおさら、シングルマザーになったことへの不安もありますよね。
どうやって養っていこうとか、再婚についても視野に入れることは沢山あります。
お子さんには、将来のために教育面も充実させたいですし、考えることは山積みのはずです。
しかし、考えるばかりではずっとモヤモヤとして解決しないので、幸せを掴むためにやるべきことは何かを把握して、これから少しずつ実践していきましょう。
バツイチ女性が将来が不安だと感じる理由
バツイチになってしまうと、結婚まえの時よりも余計に将来への不安感を覚えませんか?
どんな理由があったにせよ、傍にいた旦那さんがいなくなったことは事実で、徐々に一人きりという心理が働いてしまい、心細くなってしまいますよね。
将来に不安を覚える理由としては人それぞれですが、代表的なのは
お金問題、子供の問題、老後問題など。
また、ご両親が病気になったり、介護も必要になったりすれば、それこそ大変です。
何から手をつけていいかわからなくなりますし、考えることや負担も更に増してきます。
お金の問題。収入面で不安
結婚生活では、一人より二人のほうが家賃や光熱費など折半することができますし、車も場合によっては1台でよかったりなど、単純に考えると収入面では安定するはずです。
ですが、バツイチになるとすべて一人で担うことになるのは当然。
今のままでは預貯金も増えない…と考える方もいます。
どうしようどうしよう…とスパイラルに陥りがち。
しかし不安に感じる方もいる反面、実は昔よりはそう思う方が少なくなっています。
女性が社会進出するようになり、一人でも生計を立てられる方が増えてきたからです。
逆に”低所得の旦那と離婚を考えている”という女性も増えていますから、考えようによっては、仕事をしっかりとできれば一人でもやっていけるということですよね。
日本の離婚率は約35%と過去と比べて徐々に増加しており、2019年の厚生労働省の調査では、日本の離婚率は1.69と世界的にみても低い国ではありますが、国際化がどんどん進んでくるなかで、離婚率も増えてくるのではないかと個人的には捉えています。
(日本、ドイツ、イタリア、韓国、シンガポール、スウェーデン、アメリカ、フランス、イギリスの9か国のうち、日本は9か国中8位!そして最も離婚率が高かったのは、アメリカ!2.9)
再婚相手が見つかるのか不安
一度離婚してしまうと、結婚することが怖い・面倒となり、もう結婚はこりごりと思う方も少なくありません。
その反面、年齢を重ねるごとに一人でいることへの不安感も募り、結婚を考える人もいるようです。
少し古いデータではありますが、以下に、厚労省が発表した婚姻件数があります。
初婚-再婚別・夫妻の組合せ別にみた婚姻件数の推移
件数 | ||||||
昭和60年 | 平成12年 | 平成17年 | 平成19年 | 平成20年 | 平成21年 | |
夫 初婚 | 646 241 | 678 174 | 584 076 | 584 416 | 590 573 | 575 098 |
夫 再婚 | 89 609 | 119 964 | 130 189 | 135 406 | 135 533 | 132 636 |
妻 初婚 | 656 609 | 691 507 | 599 691 | 600 743 | 605 868 | 591 314 |
妻 再婚 | 79 241 | 106 631 | 114 574 | 119 079 | 120 238 | 116 420 |
夫妻とも初婚 | 613 387 | 630 235 | 533 498 | 532 298 | 537 748 | 524 480 |
夫初婚・妻再婚 | 32 854 | 47 939 | 50 578 | 52 118 | 52 825 | 50 618 |
夫再婚・妻初婚 | 43 222 | 61 272 | 66 193 | 68 445 | 68 120 | 66 834 |
夫妻とも再婚 | 46 387 | 58 692 | 63 996 | 66 961 | 67 413 | 65 802 |
一方または、両方が再婚 | 122 463 | 167 903 | 180 767 | 187 524 | 188 358 | 183 254 |
厚労省が発表している婚姻率では、平成21年を基準として10年前と比べると、大きな変化はないように見えます。
しかし、昭和60年と比べると、男女共に大きく再婚率が上昇しているのがわかると思います。
夫初婚・妻再婚よりも、夫再婚・妻初婚のほうが件数が多いこともわかりますね。
調べによると、女性が再婚するのは自分より年上の男性で、男性が再婚するのは自分より年下の女性とのことです。
女性に関しては、経済力がある男性を選ぶ傾向にあるからですね。
再婚相手がいないことへの不安感も大きいかもしれませんが、件数だけを見ると再婚率は上がっているので、出会いのきっかけは増えている傾向です。
今では、真剣に再婚相手を探すために特化したマッチングアプリも人気ですし、時代背景としては、昔と違って気軽に離婚しても偏見をもたれない社会になってきましたよね。
シングルマザーとして子供を立派に育てていけるのか不安
母子家庭で将来が不安に感じる方も少なくありません。
厚労省の平成28年度調査によると、
シングルマザー(母子世帯)数は123.2万世帯で平均年間収入は243万円。
シングルファザーと比較して圧倒的に低いですね。
(シングルファザー(父子世帯)の場合、18.7万世帯(同22.3万世帯)で、平均年間収入は420万円)
女性は正職員ではなく子育てのためにパートで働く人が多いのに対して、男性は正職員として働いている現状が多いからではないでしょうか。
また、父子世帯数自体が少なく、離婚した際には女性が子供を引き取る数が圧倒的に多いことも作用して、将来にたいして不安に感じるバツイチの方も多いです。
引用:https://www.shiruporuto.jp
子供の学習費にかかる費用においても不安が募ります。
上記のデータによると、幼稚園~高校まですべて私立に行った場合で約1830万円、すべて公立の場合は約544万円です。
3倍以上の差がありますね。
大学まで行くとなれば、公立または国立4年間で約499万円、私立だと4年間で約717万円です。
もし医学部や薬学部など6年制を選ぶとなれば、私立であれば軽く1千万円を超えます。
上記の金額をみると、シングルマザーで子供をしっかりと学校に通わせて、立派に育てられるのかと心配になるのは当然です。
老後の不安がある
まだ若くして離婚されてバツイチになった方はまだしも、40代半ば過ぎてバツイチになったとすると、人生折り返しももうすぐですし、老後のことも考える年齢ですよね。
老後の不安を取り除くためにも、まずは収入や仕事、資格などが今のままでいいのかを再確認していくことも大切です。
漠然とした不安を、具体的に書き出して見える化するのもいいかもしれません。
老後の年金問題など、老後の何が不安なのか、その不安感を軽減させるためにはどんな方法と対策があるのかを検討してみるのも一つの手だと思います。
将来に不安があるバツイチ女性が幸せになるためにやるべき行動は?
将来が不安と思うのはバツイチの方ならば、当然感じると思います。
世間では徐々に認知されてきてはいますが、バツイチというだけでなんとなく嫌。
幸せになるために何かしたいなぁ…、でも何をしたらいいだろう、と思っている方も多いのではないでしょうか。
そんな、バツイチ女性が幸せになるためにやるべきことを、これからご紹介していきたい思います。
まずは信頼できる人に相談してみる
まずは身近な人に相談!これはもっとも早期にする行動です。
兄弟・姉妹でも両親でもいいですし、あるいは信頼できる友人・同僚でもいいです。
気の許せる方に心の内を話して、相談に乗ってもらうことが心の不安を取り除くことができる有効的な方法です。
相談後に友人から良い人を紹介されてこれがきっかけとなって再婚した方もいます。
他にも仲の良い職場の上司なども、横の繋がりが広かったりするので、良い人を紹介してくれる場合もあると思いますので、とにかく一人で悩まないで誰かに相談してみるのが大事です!
もっと客観的な意見を聞きたい時、自分の運命などスピリチュアルな部分を引き出そうと思った時は、電話占いもおすすめです。
婚活にチャレンジしてパートナーを見つける
今は様々な婚活サイトがありますよね。
昔は、出会い系サイトとしか表現しませんでしたが、今はマッチングサービスとも表現しますし、オシャレな呼び方もあってか、利用者数もかなり多くなっているそうです。
婚活サイトで有名なのは『Pairs(ペアーズ)』ですね。
会員数も800万人を超えており、女性は無料で利用できるのもメリットです。
こういった婚活・恋活サイトを利用してパートナーを見つけるのも、一つの方法だと思います。
ただ、これらのサービスを利用する上での最も注意するべきことは、相手と会うまでわからないということです。
例え写真を載せていたり、テレビ電話ができたとしても、実物かどうかはわかりませんので、危機管理は持ちつつ利用するべきです。
今は個人情報の管理が厳しくなっていますので、昔よりは心配が少なくなりましたが、注意するに越したことはありません。
転職をして新しいスキルや資格取得で報酬アップする
不安解消のために、いっそのこと転職してしまうという方法もあります。
結婚がタイミングと言われているように、転職も思った時が吉日で、タイミングも大事だと思いませんか?
あるいは気分を変えるために、新しいスキル獲得の資格勉強をするのもいいですよね。
主婦の方や女性に人気の資格には以下のものがあります。
医療事務 | マイクロオフィススペシャリスト(MOS) |
調剤薬局事務 | カラーコーディネート |
食生活アドバイザー | 簿記三級 |
登録販売士 | 実用ボールペン字 |
フェイナンシャルプランナー | 保育士 |
特に医療事務や登録販売士は、資格を取ると病院や薬局など、働き口も広がるので便利ですよね。
勉強はそれなりにしなければいけませんが、特に実務試験もありませんし、手軽に取れるのも人気の一つです。
自宅でカンタン資格取得なら【ラーキャリ】投資を学んで資産形成を始める
もっと本格的にやりたいという方は、投資に挑戦してみるという手もあります。
投資なんてハードルが高そう…と思う方もいるかもしれません。
ですが、今は少額でも投資できる制度はたくさんあります。
よくテレビで聞くのは、iDeco(個人型確定拠出年金)や、NISA(少額投資非課税制度)ですよね。
個人で小額から投資できて、なおかつ節税にもなるので人気の制度になっています。
投資の基本的な考え方は、最初に買った金額よりも売った時の金額が増えれば利益になる。これは誰でも知ってますよね。
この当初の購入代金を売却時に下回ると、損をするということになります。
どんな投資にもこのリスクは少なからずありますので、慎重に考えて行うことが必要です。
未経験者にもわかりやすい!【投資の達人講座】副業を始めて収益をゲットする
投資よりも、もっと手軽に収入を増やす方法もあります。
特に主婦の方に人気があるのが
- アンケートモニター
- バイト情報誌にも掲載されているものも多い
- 海外のアンケートモニターサイトも使えば、月に5万円も夢じゃない
- ポイントサイト
- コツコツ気長にやりたい方にはお勧め
- ポイントサイト経由でアマゾンなどから買い物すれば貯まり易いので、ネット通販利用者にはお勧め
- フリマアプリ
- 不要な物を出品するだけなので、気軽にできる
- ハンドメイドが得意な方などは、ライブ配信も使いながら売れば高額な利益となる可能性あり
- 内職
- webやHP関連の仕事
- クラウドソーシング
- ブログアフィリエイトなど
①~④は簡単にできますよね。
ポイントサイトだと、たとえば保険会社の説明を申し込んで受けただけで1万円分のポイントがもらえたりする案件もあります。
webやHP関連の仕事は、パソコンを使えて文字を書くのが得意な方などは、クラウドソーシングなどの副業もおすすめの副業です。
そして私も副業でブログアフィリエイトを取り組んで最高月収200万円以上稼いでいますので、ブログをつくってアフィリエイトをする方法も初期投資がかからずおすすめです。
長期的に取り組むことができますし、現に私自身がそうですが、本業としていくこともできます。
思い切って断捨離をしてみる
不要な物を捨てることで、気持ちをすっきりさせるという方法もあります。
と思う方もいるかもしれませんが、断捨離をして自分の周囲が目に見える形ですっきりとすることで、気持ちも晴れやかになります。
しばらく掃除をしていない場所などをキレイに片付けると、なんだか心が清々しくなった経験はありませんか?
不要な物を捨てることで、視野がきれいになり、心も広く保つことができます。
もともと断捨離ブームは、やましたひでこ氏が発表した著書から広がったようですね。
モノを捨てることで心がスッキリとする、ストレスから解放されるといった内容が書かれています。
使わないけどどうしても捨てたくない!という方は、物を捨てるのではなく売ってお金にする…なんて方法もあるので、お金も入りスッキリもできて、一石二鳥かもしれませんね。
お客様負担0円!送料無料!宅配買取【エコリング】将来を見据えて最善の選択をしていく
今回は、将来が不安なバツイチ女性が幸せになるためのやるべき行動についてご紹介しました。
収入面や子供、再婚相手など様々な不安要素があると思いますが、将来を見据えて少しずつでもいいので行動していきたいですよね。
特にシングルマザーの方は本当に大変だと思います。
仕事に家庭、母親としての役割も果たしながら、女性としての喜びも手放したくないと思います。
幸せを掴むのに、バツイチなど関係ないです。
転職、スキルアップ、副業、婚活など、やりたいことをやって、ご自身やお子様のためにも幸せを掴みとっていってくださいね!