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専業主婦は旦那が死んだら年金はどのくらいもらえる?老後の不安を調査!

専業主婦は旦那が死んだら年金はどのくらいもらえる?老後の不安を調査!

これまでに旦那さんが死んだ場合の事を考えたことはあるでしょうか。

私は結構不安症なので、もし妻や子供が死んだら…なんてことをよく考えてしまいますが、奥さんの身になって感じるのは、きっと一番はお金の問題

そして、子供の将来や自分の老後についてです。

子供に自分の介護なんかまかせたくないから、自分のことは自分で片づけたい…。

そのためにはやはりお金が必要ですよね。

旦那さんに万が一のことがあった場合、年金がいくらもらえるのか今後どうすればいいか、そんな老後の不安を解消するべくリサーチしました。

専業主婦の心配事。それは旦那が死んだら年金が入るのか問題。

旦那が死んだら年金はどうなるのか?
もし旦那さんが死んだら…なんてそんなことはそもそも考えたくもない事ですが、特に専業主婦の方やお子様がいる家庭などでは今後の将来に関わる重要なことなので、しっかりと向き合って考えないといけない大切なことですよね。

旦那さんが死亡した場合、もらえる遺族年金には

  1. 遺族基礎年金
  2. 遺族厚生年金

こちらの2種類があります。

遺族基礎年金を受給できる要件は?

遺族基礎年金の時給◇

日本年金機構より引用


死亡した夫が所定の保険料支給要件を満たしている
・高校生までの子どもがいるまたは、20歳未満で、障害等級1級または
2級の障害状態にある子どもがいる(どちらも結婚していないこと)

死亡した夫が所定の保険料支給要件を満たしているとは…

  1. 国民年金に加入していた方(国民年金に加入している最中であっても➁に当てはまれば可)
  2. 加入期間(受給資格期間)が原則25年以上であり、保険料納付済期間(保険料免除期間含)が加入期間の3分の2以上ある方

遺族基礎年金を受け取るには、高校生までの子どもがいて、死亡した旦那さんの住所が日本にあり、年金を滞納せずに25年以上は加入していれば支給される、ということです。

どんなに旦那さんが保険料納付要件を満たしていても、子どもが高校を卒業するともらえなくなります。

遺族厚生年金を受給できる要件は?

遺族厚生年金の受給資格

日本年金機構より引用

死亡した夫が所定の保険料支給要件を満たしている

死亡した者により生計を維持されていた、
・子供がいる妻
・子供はいないけど妻が30歳以上
・子供がいない30歳未満の妻(5年間限定)

死亡した夫が所定の保険料支給要件を満たしているとは…

  1. 被保険者が死亡したとき
  2. 被保険者期間中の傷病がもとで初診の日から5年以内に死亡したとき(遺族基礎年金と同様に、保険料納付済期間(保険料免除期間含)が国民年金加入期間の3分の2以上あること
  3. 加入期間(受給資格期間)が25年以上ある方
  4. 1級・2級の障害厚生(共済)年金を受けられる方が死亡したとき

遺族厚生年金を受け取るには、旦那さんが死亡するか、あるいは病気がもとで死亡した際、25年以上年金に加入していて、滞納がなく支払っていた場合に支給される、ということです。

また子供がいるかいないか、妻が30歳以上か未満かどうかも関わりがあります。

妻が30歳以上、または30歳未満でも子供がいれば一生涯受給できます。

ここまで遺族年金についてご説明しましたが、正直なところ、将来年金が本当に満額もらえるかはわからなくなっているのが日本の現状です。

もらえたとしても、どんどん少なくなる可能性があります。

麻生大臣も過去にニュース取材を受けた際に「老後2000万円不足問題」という衝撃の内容を話していたように、日本の保証制度は将来厳しいものになると予想されます。

将来の不足金に対応できるように今のうちから資産形成をするべきではないかと思います。

 

専業主婦が旦那が死んだら老後にもらえる年金の受給額をしらべてみた結果

専業主婦の方だけでなく、旦那さんが死亡した際には、要件に基づいた年金が受給できます。

さっそく具体的に遺族年金はいくらもらえるのか計算してみましょう。

遺族基礎年金(国民年金)はいくらもらえるのか

遺族基礎年金はわかりやすく額が定まっており、上記で画像付きでご紹介したとおり、

780,900円+子の加算=年間の遺族基礎年金の支給額です。

子の加算とは、第1子・第2子までは各224,700円第3子以降は74,900円です。

つまり、高校生までの子どもが一人なら780,900円+224,700円=1,005,600円

となります。

子どもが一人いると、年間100万円もらえるということですね。
もちろん高校生までの子どもが多い家庭は、それだけもらえる額も増えます。

遺族厚生年金(厚生年金保険)はいくらもらえるのか

厚生年金保険(遺族厚生年金)の受給額計算式

日本年金機構より引用

遺族厚生年金の計算式は以下の方法です。

{ [平均標準報酬月額×7.125/1000×平成15年3月までの加入月数]+[平均標準報酬額×5.481/1000×平成15年4月以降の加入月数] }×3/4

まったくわからないですね!こちらの表を参考にしてみてください。


引用:オリックス生命保険株式会社より引用

このように、遺族厚生年金は正直お小遣い程度です…

妻が65歳以上になれば、自分の老齢基礎年金がもらえるので、合計でも10万程度です。

それでも少ないですよね。

この数字を見ていると今から資産形成をしていかなくてはいけない現実を、目の当たりにしたように感じたはずです。

年金だけでは老後安定した暮らしは実現できない

遺族年金をもらえる要件や金額はわかったと思います。

ですが、これだけでは生活できない!というのも切実に感じたのではないでしょうか。

ちなみに、60歳代の老後の最低日常生活・ゆとりある老後生活費について以下のような統計がでています。


引用:厚生労働省より引用

老後にゆとりを持って生活するためには、グラフで見てわかるように30~40万程度必要なことがわかります。

これは夫婦2人の場合なので、旦那さんが亡くなっていたとすれば、20万円は欲しいところですよね。

遺族基礎年金は、子供が大きくなればもらえなくなりますし、遺族厚生年金は妻が65歳以上でも老齢基礎年金と合わせて10万円程度です。

このことから、目標の20万円にはまったく足りておらず、年金だけでは老後に安定した暮らしを送れないことがわかると思います。

では、今からどういった対策を講じていかならければならないのでしょうか。

専業主婦が今のうちからやるべき対策は?

主婦がお金を貯めるイメージ

2021年は資産形成をスタートさせる好機です。

なぜなら、このコロナ禍で外出する機会が減り、買い物や外食などの出費をかなり抑えることができたと思います。

しっかりと家計簿をつけている方はわかると思いますが、旦那さんがいる方は普段の接待・交際費なども大幅に節約できたでしょうし、子供の習い事や各行事にかかっていたお金も浮いたかもしれません。

このことから、今からでも貯蓄や積み立てなど、老後の資産となるものを確立していくことはチャンスだといえます。

投資など資産形成を今のうちからはじめる

定期預金のみでは利息も低いため、効率良く資産を形成することは難しいと言われています。預金は増やすためのものではなく、貯めるためのものですから当然ですね。

そのため、資産を増やすためには投資”をしての資産形成という方法もあります。

投資には有名なもので、つみたてNISA、iDeCo(イデコ)などがあります。それぞれの簡単な特徴としては

つみたてNISAiDeCo
最低投資額100円から5000円から
積立時の所得控除所得控除の適用なし掛金全額が所得控除
運用中の税制優遇最長20年間非課税運用益は全額非課税
年間投資限度額毎年40万円まで投資可能年14.4~81.6万円まで投資可能
加入者の職業により異なる
資産の引き出しいつでも可能原則60歳になるまで不可
口座開設手数料・口座管理無料年間2千円程度

とりあえずやってみたいという方は、積み立てNISA、長く取り組んで税金の控除も受けたいという方は、iDeCoがお勧めですね。

また、iDeCoに関しては、原則60歳になるまで引き出しは不可能ですが、加入者の死亡や病気による後遺症が残った場合などは途中で引き出すことも可能です。

投資には元本割れのリスクもありますが、iDeCoの税金控除はかなり大きなメリットですので、これらも考慮して考えてみてはいかがでしょうか。

「でも投資なんてやったことないし、騙されたりするんじゃないかと不安・・・」

と思われる方も多いと思いますので、まずは知識を養うために投資の勉強からスタートしてみると良いと思います。

投資講座世界三大投資家ジム・ロジャーズ氏や東京大学名誉教授の伊藤元重氏らが講師を務める「Global Financial School」というオンライン投資学校が未経験者にもわかりやすい!【投資の達人講座】として人気ですよ。

副業をはじめる

今現在、専業主婦として働いている方は、旦那さんやお子様が外出された際に自宅で取り組める時間が多少はあるかと思います。

その時間を使って副業にチャレンジしているのもいいかもしれません。

副業といっても様々な物がありますが、

初期投資などのリスクが少なく、リターンは大きく、継続して長く取り組めるものがいいです。

コツコツ作業できる方であれば、一番はブログアフィリエイトをおすすめします。

はじめるにはほとんどお金がかかりませんし、私自身も副業でブログアフィリエイトを始めて、最高月収214万円を達成して脱サラをしています。

 

他には、稼げる額は少ないですがポイントサイトやアンケートサイトを利用してもいいですね。

【ちょびリッチ】は累計400万人が登録している安心・信頼の ポイントサイト(お小遣いサイト)でおすすめです。

話すのが好きな方・もしくは得意な方はチャットレディのお仕事もおすすめです。

在宅チャットレディー募集サイト【チャトレ30】はノンアダルトOKなので安心ですし、自分の好きな時間に取り組めて高単価報酬なので、しっかりと取り組めば数十万円は稼げます。

また、もう少し収入を増やしたい方であれば、イラストや写真などを販売したり、ライターとしてクラウドソーシングなどのサイトに登録してもいいですよね。

ココナラはクラウドソーシング大手なので、安心して利用できます。

不要なものは今のうちに売却しておく

今のうちに、不要な物を処分して手元の現金を増やしておくこともお勧めです。

手元に現金があるだけでお金を貯めるためのモチベーションも違ってきますからね。

ご自宅で眠っている価値のあるものは意外と多いものです。

例えば、

  • 楽器類
  • ブランド物
  • 書籍
  • ゴルフバックなどのスポーツ用品

まだまだありますが、古い麻雀牌や古いお酒、古いひな人形なんかも売れますので、けっこうバカにならないものです。

宅配買取【エコリング】は不用品を荷物で送れるサービスで送料0円無料で利用できるのでおすすめです。

また、大きなものでいえば、マンションや土地などの不動産なんかも売却の対象です。

不動産は持っているだけで損をすることもよくあり、不動産の売り時は”今”だとも言われています。

不動産を売るメリットには以下のようなものがあります

  • 得た利益で借金を完済できる
    …家計の必要諸経費以外で支払うものがなくなると、精神的にかなり楽になります
  • 得た利益は現金化するため、生活費に回せる
    …今、現金が必要な方も多いと思うので、それを生活費に回せるのが嬉しいですよね
  • 得た利益で他の安価で新しい物件に住み替えができる
  • 固定資産税などの税金支払いがなくなることや、維持管理費がなくなる

 

このように持て余している土地などがあれば、早々に売却したほうが、今のコロナ禍を乗り切るのにはかなりの助けになるのではないでしょうか。

資格を取得する

在宅ワークが多く自宅での時間が増えている中で、比較的時間を自由に使える方も多いと思いますから、今のうちにスキルを磨くチャンスです。

旦那さんに頼るばかりではなく、自分でも何かできるように資格を取得して自己研鑽してみるのもいいのではないでしょうか。

資格には様々な物がありますが、何を取得するにしても勉強が必要ですよね。

日常生活に追われるあまり、自分を磨く自分に投資するということの大切さに目をつぶっているともったいないです。

何かに集中することで精神面の安定にも繋がりますし、趣味のレベルをアップさせれば、金銭面の獲得にも繋がる可能性がありますよ。

2021年からソーシャル化が進み、大人でもプログラミングを習う方が多いそうですね。

在宅で手堅く収入を得たいと考える方が多いためでしょう。

時代とともに働き方もおおきく進化していますね。

パートでお金を稼ぐ

純粋に外でお金を稼ぐのはとても現実的な方法ですよね。

まさに、今これをやっているという方がほとんどかと思います。

パートであっても家計の足しになればいいですし、今旦那さんの給料で生活できているのであれば、自分で稼いだお金は自分の財布や通帳にそのまま入れてもいいですからねw

また、働くことで身体を動かすことにもなり、心身の健康面にもメリットがあります。

特に、今は家に閉じこもりで、運動不足や肥満を訴える方が多いので、そういった解消にも繋がると思います。

旦那さんが仕事に行って、お子様が学校に行くと、家に一人でいることになりますよね。それも気持ちが落ちる原因にもなるので、何か行動してみるのもいいのではないでしょうか。

プチジョブは面接無しでその日からアルバイトが可能なマッチングサービスで、面倒くさい登録手続きなしでササっと始められるのでおすすめです。

今回のまとめ

今回は、旦那が死んだ場合の年金についてや、今のうちからできる対策をお話ししました。

簡単なまとめとして

  • 遺族年金には遺族基礎年金と遺族厚生年金がある
  • 遺族基礎年金は高校生以下の子供がいる間にもらえる
  • 遺族厚生年金は妻が30歳以上あるいは、30歳以下でも子供がいれば一生涯もらえる

 

そして今回わかったことは…

旦那さんの年金だけでは老後の安定した暮らしは送れない!ということ。

 

今からでも遅くありませんので、改めてご自身や旦那さんの貯蓄、定年までの収入を計算してみましょう。

そして必要であれば、投資や副業、パートなどに取り組んで資産形成のために行動をこれから始めてみてはいかがでしょうか。

それではここまで読んでいただき、ありがとうございました。