将来が不安な妊婦さんが今のうちにやっておくべきことをこの記事ではご紹介します。
まずは、おめでとうございます^^
あなただけが守ることのできる命…心の底から尊い存在を身体に宿すことができたのは、本当に奇跡としか言いようがありませんよね。
妊婦さんとなったいま、様々な身体の変化が現れて、心にも徐々に戸惑いや不安もでてくるのではないか思います。
私自身、2児の父親でもありますので、子を授かる母親の気持ちはわからないまでも、子を持つ親の立場として、連れ添う妻と一緒に喜びを共有してきました。
今回は、そんな妊婦さんの不安が少しでも和らげるように、これから少しずつ考えておくべきことをご紹介していきたいと思います。
妊婦が将来が不安だと感じる理由
将来が不安だと感じる妊婦さんの理由は、じつに様々なものがありますよね。
特に初の妊娠となる妊婦さんにおいては自分の身体の変化が怖くて、どうしてもナイーブになりがちだと思います。
変化のレベルは人それぞれかもしれませんが、不安は身体ばかりではありません。
皆共通して不安になることがある事といえば、、、
- 金銭面での不安
- 夫婦関係の不安
- 子供をきちんと育てていけるのかが不安
これらが、特に代表的な悩みとのことです。
もちろん他にもたくさんありますが、まずはこの代表的な悩みについてお話していきたいと思います。
金銭面での不安
やはり多くの方の代表的な悩みは金銭面ですよね。
お金の悩みというのは尽きないもので、旦那さまの収入がなかなか安定しない時期、特に10代~20代前半にかけては多くの妊婦さんが抱える不安要因の1つではないでしょうか。
もしご自身がシングルマザーであればなおさらです。
これからお子さんにお金がかかってくるというプレッシャーもあって
「ちゃんと生活していけるのか?」とても不安ですよね。
厚労省が平成30年に発表された調査によると、児童のいる世帯の平均所得金額は、約746万とのこと。
以外に高いことにびっくりしてしまいますよね。
一部の高所得者が平均を引き上げているのかどうか、確実性のある因果関係はご説明できないのですが、1つの要因として、夫婦の共働き数は年々上がっていることがわかります。
上記の表からみてわかる通り、共働き世帯は増えたことによって、専業主婦は減少しているのがわかりますよね。
やはり、旦那さんのお給料だけでは生活が苦しいというのが現状なのかもしれません。
夫婦共働きといっても、税金の問題もありますので、奥さんが正規雇用ではなく、パートなど短時間労働で働いている場合が多いです。
むしろ、女性は子供の手がかからなくなってくると、正規よりも非正規で働く人が多くなるとのことです。
上記の表からは、短時間労働者は年々増えていることがわかりますよね。
これらのことから、夫婦共働きが増えて、女性の短時間労働者は増えていることがわかります。
やはり女性も働かなければいけない時代なわけで、女性も何らかの金銭確保はするべきだということがわかります。
夫婦関係の不安
夫婦仲が良くても、旦那さんが家事をどこまでやってくれているか、育児にどれだけ協力的なのか、というのは別のお話ですよね。
ひとつ、家事業務に関しては、以下の図を見て明らかに女性の方が負担が大きいことがわかります。
どんなに旦那さんが好きでも、子供が生まれてからは非協力的な姿勢が目立ってくる…というのはよくありがちな話です。
圧倒的に女性の方が家事の負担率が大きいのですから、更に育児をこなして、そして仕事も、、、となると、男性の作業量などとは比較になりません。
出産により環境が大きく変わるのに、旦那さんだけが何も変わらない。
そんな状態が奥さんの不満に繋がった結果、最終的に爆発してしまう、というパターンが非常に多いです。
日本では、男性の家事・育児時間が他国と比べると極端に短く、それによる女性の負担感は専業主婦の方ほど大きいとのことです。
また、3割近くの男性が、家庭生活・仕事・個人の生活をすべて優先させたいと思っているのにも関わらず、実際には6割以上の人が仕事を優先している状況だそうです。
子供をちゃんと育てていけるのか不安
おなかから赤ちゃんの胎動が感じられるようになったり、安定期を過ぎて性別がわかってきたりすると、名前を考えたり子供服や小物などを買いそろえたりなど、やりたいことが沢山でてきますよね。
妊娠中は、身体の変化の不安以上に楽しみも大きいです。
ですが、”子供をきちんと育てていけるのかな”と、ひとり不安に感じることがあるのも事実。
子供が生まれてからは、1年ほど専業で育ててから保育園に入れて、仕事に復帰して、子供のお金を貯めていく!そんな風にライフプランを考えている方は多いのではないでしょうか。
ですが実際には、その考えのとおりスムーズに進まないことが多いです。
まず保育園に関してですが、2020年の時点では、待機児童数は全国でじつに1万2439人。
待機児童は減少傾向ではあるそうですが、利用定員に比べて利用者が少ないことを考えると、都市部や保育園が少ない地域だと、保育園に入れないということもあるみたいですね。
そのため、すぐに働きたくても仕事復帰できない方もいます。
子育てにかかる費用も、6カ月程度までだと月に1~5万円程度かかるため、その分の費用も捻出したいところですよね。
すぐに仕事ができないとなると、本業や外で働く仕事以外で、在宅の仕事なども考えていかなければいけないのかもしれません。
将来が不安な妊婦が今のうちから考えておくべき5つのこと
将来が不安!と感じる妊婦さんも、まずは身体のことを第一に考えましょう!
つわりも落ち着いてくれば、担当医師から「どんどん動いて」と許可が下りるはずですので、それから今後のことを考えていきましょう。
体調が整わないことには、未来のことを考えても悲観的にしかならないですからね。
また夜にものごとを考えるのは、どことなく気持ちが暗くなってしまいがちなので、日中のうちに。
自分の身体の状態を把握しながら、今からできることを用意していきましょう。
まずは一番身近で頼れる存在に相談すること
まずはご自身にお母さんがいる方は一番身近にいる強力な相談相手ですよね。
今後は母親が子育ての協力者となってくれるでしょうし、気軽に聞くことができます。
母親以外では、姉妹や友人など実際に出産経験がある方に相談してもいいでしょうね。
今ではネットでググればすぐに色々な情報がでてきますし、LINEのオープンチャットでは、妊婦さんや子育てに関する相談チャットなんかも複数あり無料で利用できます。
相談できる専門機関としては、”子育てに関する相談”や”子供と家庭に関する様々な相談”に関して、各市役所の保健所で対応してくれています。
妊娠届を出すと、しばらくしてから様子伺いの電話をしてくれる地域もあります。
また、出産後には赤ちゃん訪問もあるので、不安なことがあればどんなことでも相談しておくのがいいと思います。
全国保育士会では、Q&A形式で子供に関するお悩みや疑問にたいして、わかりやすく紹介していますので、一度のぞいてみると良いでしょう。
仕事復帰のためにパートや職場復帰を考える
上記でお話したように、年々短期勤務の女性が少しずつ増えています。
出産後、しばらくしたら仕事復帰したいと思っている方も多く、実際に職場復帰することを前提として、育児休暇をとる方も中にはいると思います。
しかし、育休が明けて職場に戻ると給与が以前よりも下がっていた…という事も可能性としてはありますので、育児休暇の前に事前に聞いておくと良いでしょう。
また、今では様々なアルバイト情報誌などもありますし、主婦専用!だったり、子育て応援!など、女性に優しい求人もあります。
パートでもフルタイムで働けば、正職員と同じくらいの金額を稼ぐことも可能ですので、色々な選択肢を模索したいところです。
そのため、妊娠したばかりの方は、まずは育児休業給付金のことや、出産一時金、育児休暇中の給料なども考えていくことが大切ですね。
そのうえで職場復帰後、同じ仕事をするのか、あるいは転職するのかを検討し、具体的にどの程度の出費があり、どの程度お金が貯まるのかを計算してみてはいかがでしょうか。
子供に関する保険を充実させる
子供のお金を貯めるという上で、普通の銀行貯金だけでなく学資保険もありますよね。
しっかりと子供の口座を作って、将来子供が大きくなったときのために残しておくことができます。
ちなみに学資保険の特徴ですが
メリット | デメリット | |
学資保険 |
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このように、学資保険を利用すれば計画的にお金を貯めることができます。
通常貯金が苦手な方には向いていますね。
子供が幼稚園~大学まで私立に通うとなると、1千万円以上余裕でかかるのですが、
それを貯めていくとなると想像するだけで溜息がでます。
そのため、今から制度を利用してお金を貯めてもいいかもしれません。
定期的な収入があり、しっかり貯金に回すことができる方の利用をお勧めします。
ですが、デメリットでも挙げたように、特約などをたくさんつけて、安全性を高めれば高めるほど料金は高くなり、最終的に受け取る金額が少なくなることもあります。
色々な保険会社を比較して検討することも大切ですが、すでに加入している兄弟姉妹などから情報を得てもいいですよね。
もちろん通常の貯金で、計画的に貯めることができるという方はそちらでもいいと思います。
将来のために積み立てを始める
先ほどは学資保険の説明をしましたが、積み立て貯金を利用するという手もあります。
もしかしたら、普通預金の他にもすでに積み立てをしている方もいるかもしれませんね。
意外と知らないのが、積み立て預金(定期預金)と定額預金の違いです。
ちなみに定額預金はゆうちょが独自で行っている預金方法です。
メリット | デメリット | |
積み立て預金(定期預金) |
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定額預金 |
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こういった積み立て預金などを検討して、無駄遣いを予防することもお金を貯めるのには必要ですね。
通常貯金を特に意識せずに使ってしまうという方には特におすすめだと思います。
塵も積もればなんとやらともいいますし、少しずつでも確実に貯めていくことができればいいですよね。
在宅での副業を考える
妊婦の皆さんは、今いますぐにフルタイムで働きたくてもそれは難しいですよね。
特にお腹が大きくなってくるとなおさらです。
パートの方も、産前産後休暇は必ずもらわなければいけませんし、その間に給料がでるとしても、手すきの間に何もしないのはもったいないです。
そのため、在宅で簡単な副業をすることをおすすめします。
例えば…
- モニターアンケ―ト
- ポイントサイト
- coconara
- メルカリなどの不用品販売
こういった簡単副業なら、毎日コツコツ行えば安定はしないかもしれませんが、月数万円程度稼げる可能性があります。
なにかしらのスキルがある方は、ココナラというアプリは使わないと損ですね。
自分のスキル(情報)を売ることができますので、物ではなく、形がない物でもいいんです。
また、副業をするならブログも大きく稼げるビジネスモデルです。
資産構築型のモデルで、収益化するのにはある程度の時間がかかりますが、安定的に稼げるようになると収益の柱として構築することができます。
ブログでは商品広告を貼ったり、自分のスキル・情報を発信することでお金を稼ぐことができます。
特にSNSでフォロワーがいる方は、SNSで集客して自分のブログを見てもらうということも容易になりますよ。
私自身も現在、複数ブログを運営して月収7桁をブログで稼ぎながら、家族と幸せに暮らしています。
今回のまとめ
今回の記事では、妊婦さんが将来のために考えるべきことをご説明しました。
- 妊娠のことで不安を感じたら、まずは一番身近にいる相談相手に相談する
- 仕事を継続するか、転職するかなど今後のことを考える
- 子供のために、学資保険や積み立て預金を考える
- ブログなどでの副業収入も検討してみる
まずは、上記のことを少しずつ考えて出産の準備をしていきましょう。
何度も言いますが、妊婦さんはまずは身体が第一。体調を考慮しながら準備を進めてくださいね。
それでは、ここまで読んでいただいてありがとうございました。